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JBICの化石燃料への
資金支援を止めよう

US$
186億米ドル
(パリ協定が発効した年である2016年1月以降のJBICによるガス投融資額)
日本と国際協力銀行(JBIC)は、世界中で人々の命や生計手段に影響を及ぼす
化石燃料ガス事業に資金を提供しています。

日本政府が全額出資するJBICは、気候変動の要因の一つであり、さまざまな被害をもたらす化石燃料ガスに多額の資金を投入しています。

日本は海外の化石燃料事業への直接支援を終了するとG7で約束しているにもかかわらず、その公約を守っていません。
今、コミュニティがJBICに変革を求めています。
私たちと一緒に行動しましょう!

JBICの化石燃料への資金支援が
世界中の人々と地球に被害を与えています。

キャメロンLNGおよびフリーポートLNG
米国

キャメロンLNGおよびフリーポートLNG

キャメロンLNGおよびフリーポートLNG

米国

事業の種類:
LNG輸出ターミナル
JBIC投融資額:
フリーポート26億米ドル キャメロン25億米ドル
影響を受けているコミュニティ:
有色人種コミュニティ、地元住民
コミュニティへの被害:
  • 健康被害と爆発リスク
  • 漁業への壊滅的な影響
  • 不公平な税制回避
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ブロックBオモン
ベトナム

ブロックBオモン

ブロックBオモン

ベトナム

事業の種類:
ガス田及びパイプライン
JBIC投融資額:
4億1500万米ドル
影響を受けているコミュニティ:
漁民、地元住民
コミュニティへの被害:
  • 海洋生物多様性への脅威
  • 地域生態系の破壊
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JBIC
日本

JBIC

JBIC

日本

事業の種類:
JBIC投融資額:
影響を受けているコミュニティ:
コミュニティへの被害:

国際協力銀行(JBIC)は、パリ協定が発効した2016年以来、世界中で186億米ドルのガス融資を行っています。ここでは、JBICが資金提供した汚染事業の一部を紹介します。

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モザンビークLNG
モザンビーク

モザンビークLNG

モザンビークLNG

モザンビーク

事業の種類:
ガス田
JBIC投融資額:
35億3600万米ドル
影響を受けているコミュニティ:
漁民、地元住民
コミュニティへの被害:
  • モザンビークの市民に対する社会的不正義と人権侵害
  • モザンビークにもたらされる利益はわずか
  • 地域の治安の悪化
  • 座礁資産リスク
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イリハンLNG輸入ターミナル事業
フィリピン

イリハンLNG輸入ターミナル事業

イリハンLNG輸入ターミナル事業

フィリピン

事業の種類:
LNG輸入ターミナル
JBIC投融資額:
JBICと大阪ガスが共同で1億米ドル
影響を受けているコミュニティ:
漁民、地域住民
コミュニティへの被害:
  • 生物多様性の損害
  • 生計の喪失
  • JBIC異議申立手続
  • 水質汚染
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ガルフSRCガス火力発電所および ガルフ・プルアック・デーン火力発電所
タイ

ガルフSRCガス火力発電所および

ガルフ・プルアック・デーン火力発電所

ガルフSRCガス火力発電所および ガルフ・プルアック・デーン火力発電所

タイ

事業の種類:
LNG火力発電所
JBIC投融資額:
4億3500万米ドル
影響を受けているコミュニティ:
漁民、地元住民
コミュニティへの被害:
  • 生計手段の喪失
  • 海洋破壊
  • 健康被害に対する補償の欠如
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ドンギ・スノロLNG 事業
インドネシア

ドンギ・スノロLNG事業

ドンギ・スノロLNG 事業

インドネシア

事業の種類:
LNG輸出ターミナル
JBIC投融資額:
10億7600万米ドル
影響を受けているコミュニティ:
漁民、農民
コミュニティへの被害:
  • 漁場の制限
  • 漁獲量の減少
  • 作物の収穫量と品質の低下
  • 健康被害の拡大
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メグナハット天然ガス火力発電所
バングラデシュ

メグナハット天然ガス火力発電所

メグナハット天然ガス火力発電所

バングラデシュ

事業の種類:
ガス火力発電所
JBIC投融資額:
2億6500万米ドル
影響を受けているコミュニティ:
地元住民、バングラデシュの消費者
コミュニティへの被害:
  • 電力料金の高騰
  • 生計手段の喪失
  • 魚の個体数の減少
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LNGカナダ
カナダ

LNGカナダ

LNGカナダ

カナダ

事業の種類:
LNG輸出ターミナル
JBIC投融資額:
8億5000万米ドル
影響を受けているコミュニティ:
ウェットスウェッテン族および近隣の民族
コミュニティへの被害:
  • 先住民族の同意なしに建設
  • 武装暴力、心理戦、嫌がらせ、土地への権利の奪取
  • 地元住民や先住民族の生活様式や土地への害
  • 河川やサケなど生態系撹乱と被害
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スカボロガス田開発 事業
オーストラリア

スカボロガス田開発事業

スカボロガス田開発 事業

オーストラリア

事業の種類:
ガス田
JBIC投融資額:
18.31億米ドル
影響を受けているコミュニティ:
先住民族コミュニティ
コミュニティへの被害:
  • 先住民族の遺産の破壊
  • 海洋生態系と生物多様性への脅威
  • 先住民族の自由意思による、事前の、十分な情報に基づく同意(FPIC)の欠如
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"操作するには、地球をクリックしてドラッグします。
Ctrlキーを押しながらスクロールすると、拡大・縮小できます。"
出典: Public Finance for Energy Database,
「JBICと日本のLNG融資がコミュニティと地球に与える被害」(2024年)
JBICが人々や地球を無視し続けることに対して、世界は悪化する気候変動という形でその代償を払う余裕はもうありません。
世界中のコミュニティを
支援しよう!
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JBICの化石燃料への資金提供を止めるべき5つの理由

JBICは、貴重で繊細な生物多様性を
破壊するような資金提供を行っています。

フィリピンのヴェルデ島海峡は、「海のアマゾン」とも呼ばれ、現在、JBICが資金提供しているLNGターミナルを含む複数のLNG事業によって脅かされています。違法な伐採、土地転換、環境法令の不遵守などの違反行為が記録されており、これらは生態系に重大な損害を与えています。政府機関はさらなる被害を防ぐために停止命令を発行したこともあります。
CEED

JBICは、私たちの友人や家族の
生計手段を奪う原因を作っています。

インドネシアの中スラウェシ州、西パプア州、西ジャワ州などで、JBICが資金提供しているガス事業は、漁民や農民の生活を脅かしており、海洋生物に深刻な影響を及ぼしています。ガス事業によって漁業の制限や、伝統的な漁場へのアクセスの減少、漁獲量の激減が引き起こされ、地域経済に壊滅的な打撃を与えています。タイのラヨン県では、JBICが融資している発電所に供給するLNGの輸入ターミナルが、地元の海洋生物多様性に深刻な被害を与えており、漁民の生計手段が脅かされていますが、正当な補償は行われていません。
WALHI Central Sulawesi / FoE Japan

JBICが資金提供する事業に関連して、先住民族が
暴力的に抑圧されています。

カナダでは、ウェトスウェッテン族の酋長たちが、JBICが資金提供しているLNG輸出施設の関連施設であるパイプライン事業に反対しています。この事業は、自由意思による、事前の、十分な情報に基づく同意(FPIC)を得ることなく開始され、先住民族による抗議が暴力的で軍事的な対応(逮捕も含む)によって鎮圧されました。国連人種差別撤廃委員会は、この事業の停止を求めています。オーストラリアでも、同様の開発により、オーストラリア連邦裁判所による法的違反が確認されています。
Freda and ceremonial fire by Land Defenders / Virginia Monk & Chris Heffley

JBICが資金提供する事業は、有色人種
コミュニティに長期的な健康被害を
引き起こしています。

アメリカ合衆国のメキシコ湾沿岸地域では、JBICが資金提供しているLNG輸出ターミナルで、爆発事故や多数の有害物質の漏出事故が発生しています。これらの事故により、有害な汚染物質が空気中に放出され、呼吸器疾患、心臓病、がんの増加を招いており、有色人種のコミュニティに不釣り合いに影響を与えています。
Roishetta Ozane, local community resident / Dayna Regerro

JBICが資金提供支援する事業は、内乱や
治安状況を悪化させています。

モザンビークでは、JBICが資金提供しているLNG事業が、紛争の続く中で再開される予定です。事業者のトタルエナジーズ社は、反乱攻撃の際に民間人に避難所を提供しなかったため、過失致死罪で刑事告発されています。
Justiça Ambiental
JBICは責任を取らなければなりません。
日本と国際協力銀行(JBIC)は、世界中でLNGを大幅に拡大させ、人々の生活に悪影響を及ぼし、
生計手段の損失をもたらしていることについて責任を負わなければなりません。

これは、JBICが「出融資等を行うプロジェクトが環境や地域社会に与える影響を回避または最小化」するよう、「プロジェクト実施主体者により適切な環境社会配慮がなされていることを確認する」と定めた「環境社会配慮確認のための国際協力銀行ガイドライン」に反するものです。また、JBICは人権に対するコミットメントも表明しており、顧客やサプライヤーに対しても同様の対応を期待しています。
JBICは化石燃料ガス事業の影響を受けているコミュニティと協議し、コミュニティの懸念に迅速に対処するための行動を取るべきです。「環境社会配慮確認のための国際協力銀行ガイドライン」に従い、もし事業が環境やコミュニティに悪影響を及ぼすことが判明した場合は、直ちに貸付等の実行を停止する、または借入人に期限前償還を要求するべきです。
Asian Peoples' Movement on Debt and Development]
日本のG7での公約を守り、海外の化石燃料事業への直接的な公的支援を終了するべきです。さらに、日本とJBICは新たな化石燃料ガス事業への資金提供を行わないと公に約束し、排出削減措置が講じられている化石燃料、エネルギー安全保障、1.5℃目標との整合性、地政学的利益に関する例外を撤廃するべきです。
Credit: WALHI
日本政府とJBICは、OECDの「公的輸出信用アレンジメント」第6条において、新規の石炭火力発電への支援を禁じる既存の規定を、化石燃料ガスを含むすべての化石燃料に拡大することに合意すべきです。
FoE Japan
日本政府は、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の下での「新規合同数値目標(NCQG)」に基づき、公的資金による気候ファイナンスを支援するべきです。これには、グローバルノースの各国政府がグローバルサウスにおける公正なエネルギー移行を実現するために、毎年5兆ドルを共同で拠出するよう促すことが含まれます
Protesters at Woodside’s Annual General MeetingCredit: Market Forces /Miles Tweedie Photography
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